一昔前までは「会社勤め」が当たり前でしたが、現在は働き方が多様化し、自分で選択できるようになりました。
自分で時間や仕事量をコントロールしたい!
家族との時間を大切にしたい!
経済的な余裕がほしい!
そういった願望を秘めている方も少なくないと思います。
たくさんある選択肢の一つに「フランチャイズ」という仕組みがあります。
副業や独立を考えたことがある人ならば、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、
「独立を検討しているが一歩踏み出せない」
「そもそもの仕組みがわからない」
という方に向けて、ビジネスの選び方とポイントと今後成長が期待できる業界を3つご紹介します。
フランチャイズの仕組みをうまく利用することで、リスクを最小限に抑え、理想の生活を実現しましょう!
フランチャイズって何?
まず、フランチャイズの仕組みを簡単に説明します。
フランチャイズとは「成功ノウハウを買って、ビジネスをすること」です。
一からビジネスを作り上げるのは非常に難しく、膨大な時間と費用がかかることが考えられます。
一方フランチャイズは、ビジネスがパッケージ化されている上に必要な知識を短期間で習得できる研修も用意されているので、会社勤めの経験しかない人も始めやすいのです。
現在のフランチャイズ業界は市場規模全体の売上が24兆円を超え、成長を続けています。
コンビニフランチャイズの現状
フランチャイズといえば、コンビニを思い浮かべる人が多いと思います。
そしてそのイメージ通り、コンビニなどの小売業が全体の約9割を占めているのです。
まさにフランチャイズ界の王者ですね。
フランチャイズの中でも、「もうコンビニは飽和状態だ」とか「コンビニが一番安定してる」とか賛否両論の意見が多いですが、まだ開拓の余地はあります。
ただし、人材不足の問題もあるので、慎重に計画をたて、資金を準備していたほうが安心です。
そんなコンビニフランチャイズですが、最近では正社員から独立するってコースもあります。
よく話を聞いてみると、独立しやすく、メリットも大きいようです。
- 正社員として働くことで給料がもらえるので、独立までにお金を貯めることができる
- 気持ちにも余裕がでて、仕事を覚えることに集中できる
- 本部からの資金の援助がある
などなど…
メリットがたくさんあるので、考えている方はこういう方法も利用してみるのもいいですね。
波に乗れば大成功?!注目の3つの業界とは?
フランチャイズで独立を考えている人にとって、大切なのが“どの業種を選ぶか”ということです。
- 飽和している業界
- 衰退していく業界
を選んでしまえば、せっかくの開業資金も水の泡になってしまいます。
そこでここでは、これから伸びていくと言われている業界を3つ、その理由も含めてご紹介します。
1.家事代行業
女性の社会進出や高齢化が進む現代において、家事代行業は年々需要が高まっており、大きなビジネスチャンスを秘めています。
代表的なものに、掃除代行と買い物代行があげられます。
様々な理由で家事や買い物が出来ない人に代わって、生活のお手伝いをするビジネスです。
難しいスキルを身に着ける必要がなく、未経験から始められるのもメリットです。
ただ、簡単がゆえに新規参入者も増えることが予測されます。
早い段階で開業し、地元に根差すサービスを展開することでリピーターが増え、安定した収入を得られるでしょう。
2.社会福祉
こちらも家事代行と並び、高齢化社会には必須のビジネスです。
なかでも訪問マッサージとリハビリが注目されており、店舗数もここ数年で増加しています。
高齢者だけでなく障がい者にも需要があり、社会貢献度が高いのがこの分野の特徴です。
マッサージの知識や技術を習得する必要がありますが、一度習得してしまえば一生もの。
原価があまりかからないサービスなので、利益率も高めです。
3.教育
教育というと真っ先に学習塾が思い浮かぶと思いますが、現在は飽和状態にあると言われています。
ここで言う教育は、学童保育や大人向けの習い事を指します。
学童保育の事業は国も支援していて、補助金の対象になっているので狙い目ですね。
大人向けの習い事は、特に高齢者向けのパソコン・スマホ教室などの需要があります。
特に最近はご高齢の方もスマホを持っている方が増えました。
「スマホにして孫とラインがしたい」
「お友達に写真を撮って送りたい」
と、スマホ教室を訪れる方も多いようです。
教育に関するビジネスはやりがいもありますが、自身の知識をアップデートし続ける必要があります。
勉強が苦にならない方には向いているでしょう。
ここが重要!選び方のポイント!
様々なフランチャイズがある中で、何を基準に選べばいいのか、わからなくなってしまう方も少ないと思います。
そこで、最も重要と言われる2つのポイントを解説します!。
1.知名度と店舗数
名前を知ってる!家の近くにある!これだけで人は親近感を持ちます。
遠くの親戚より近くの他人という言葉のごとく、いざという時近くにいることで利用してみようかな?と思うのです。
そして、知名度と店舗数があるということは、実績があるということです。
初めて利用するお客様からすると、サービスと同時に安心と信頼を求めていますので、フランチャイズを選ぶ際に必要なポイントの1つといえます。
ただし、1,000店舗を超えると飽和気味と言われているので、これからの成長を見込むという意味では、1,000店舗以下が狙い目です。
2.本部の経営状態
フランチャイズに加盟するときに極めなければならないのが、「本部がしっかりしているかどうか」です。
加盟してビジネスを始めるということは、本部との長い付き合いが不可欠です。
特にビジネスを軌道に乗せるまでの期間は、必ず本部の手厚いサポートが必要になります。
本部を選ぶ際には、直営店の閉鎖が多かったり、本業で実績が出ていないのに全く関係ない事業を複数展開しているようなところは注意しましょう。
加盟金があまりにも安いところは、本部のサポートの期待ができない可能性があるので、加盟金が安いというだけで判断するのも禁物です。
まとめ
これから成長する業界の傾向としては、やはり背景として「核家族の共働き」や「高齢者の独居」があります。
社会の変化に対応するビジネスこそが世の中に求められ、成長していくということですね。
今回注目の業界や選び方のポイントを紹介してきましたが、最終的には「ビジネスを好きになれるか」が一番重要です。
成長が期待できる業界でも、本部のサポートが手厚くても、やはり自分次第で結果が大きく変わります。
そして、フランチャイズに加盟するということは、独立し個人事業主になるということです。
お金を出せば、本部がすべて行ってくれるわけではありません。
責任は大きくなりますが、仕事量や時間を自由に管理でき、やり方次第で収入アップも見込めます。
迷っている方は一度説明会やセミナーに参加してみましょう。
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