ふとした瞬間に気になる、腕時計のベルトのニオイ。
毎日身に着けるものだからこそ、少しのニオイでも気になるし、清潔にしておきたいですよね。
そこで今回は、
- 腕時計のニオイはなぜ発生するのか?
- どうやったら消すことが出来るのか?(※素材別対処法)
- ニオイを防ぐ方法は?
を詳しく解説していきたいと思います。
\ こんな人におすすめ /
- 腕時計のニオイが気になっている人
- 毎日腕時計を身に着ける人
- 腕時計のメンテナンス方法を知りたい人
腕時計のベルトの素材によって、最適な方法があります。
お持ちの腕時計のベルトの素材をご確認ください。
気になるニオイになる原因とは?
ニオイの原因はズバリ、汗・皮脂・垢の3つです。
腕時計のベルトは、主に
- 革
- 金属
- ウレタン
- ナイロン
などがありますが、基本的にニオイの原因は同じです。
毎日のように腕に着けていれば、知らない間に多くの汗に触れることになります。
特に革のベルトの場合、水分をよく吸収するので、日頃きちんとメンテナンスをしたいところです。
お手入れをおこたると、汗のニオイどころか、カビが発生してしまうこともあります。
汗×カビ臭い腕時計を毎日するなんて絶対嫌~!!
お気に入りや大切な人からもらったプレゼントならなおさらです。
では、そんな気になるニオイを消す方法をご紹介していきましょう。
腕時計のベルトのニオイを消すには?
ニオイを消す方法はベルトの素材によって適したものがあるので、1つではありません。
ここでは、革・金属問わず、腕時計のベルトについてしまったニオイを軽減する方法を素材別にご紹介します。
革ベルト
腕時計のベルトの中でも1番汗を吸収しやすく、ニオイが発生しやすい素材です。
そんな革ベルトのニオイを軽減させ、清潔に保つ手入れ方法をご紹介します。
革ベルトのはずし方
ベルトのお手入れをする前に、文字盤からベルトをはずす必要があります。
基本的なベルトのはずし方は下記の動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。
精密ドライバーさえあれば、自分で簡単に外すことができます。
時計の種類によってはベルトを外せないタイプのものもあります。
その場合は無理に外さず、時計屋さんに持ち込むことをおすすめします。
生活防水機能付きなら、文字盤を付けたまま洗うこともできなくはないです。
ですが、故障の原因にもなりかねないためおすすめはできません。
それでもやりたい方は、文字盤の部分をタオルにくるむなどして、なるべく水がかからないように慎重に行ってください。
方法1.天日干し
革ベルトの内側を上にして天日干しにする方法です。
天日干しする時間は特に決まっていないので、ニオイの程度に応じて時間を調整してみてください。
すでにかなりニオイが染みついてしまっているものについては、効果はあまり期待できないかもしれません。
お金もかからずすぐにできる方法なので、ニオイが気になったらまずはじめに試してみたい方法です。
方法2.洗う
一番シンプルで簡単な方法です。
手順を説明します。
- ベルトを文字盤から外す
- 中性洗剤をぬるま湯で薄めよく洗う
- 水でよくすすぐ
- タオルで水分をよくとる
- 風通しの良い日陰で2日以上乾かす
- 仕上げにレザークリームを塗る
乾かすのに時間はかかりますが、こびりついたニオイを落とすためにはとても効果的です。
最後に、乾燥でのひび割れを防ぐためにクリームなどを適度に塗って仕上げます。
レビューでの評価も高い保革クリームです。
革製品全般に使用できる万能なクリームなので、革靴やバッグなど腕時計のベルト以外でも活躍します。
また、色がついていないので、ものを選ばず使えるのもいいですね。
方法3.専用のクリーナーを使う
中性洗剤で洗って乾かすだけでもニオイが落ちますが、そのあとクリーナーを使うと消臭効果がアップします。
革ベルト専用の消臭スプレーです。
ポケットサイズで、日頃のお手入れに活躍してくれます。
口コミでも高評価で、使った方は消臭効果をかなり実感しているようです。
腕時計好きの方は1つ持っているといいですね。
金属ベルト
金属製の場合は、水分を吸収しないぶん、革ベルトよりはニオイが付くことはありません。
ですが、汗や垢が付着したままだと汚れやサビの原因になります。
金属ベルトのはずし方
ベルトのお手入れをする前に、文字盤からベルトをはずす必要があります。
基本的なベルトのはずし方は下記の動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。
精密ドライバーさえあれば、自分で簡単に外すことができます。
時計の種類によってはベルトを外せないタイプのものもあります。
その場合は無理に外さず、時計屋さんに持ち込むことをおすすめします。
生活防水機能付きなら、文字盤を付けたまま洗うこともできなくはないです。
ですが、故障の原因にもなりかねないためおすすめはできません。
それでもやりたい方は、文字盤の部分をタオルにくるむなどして、なるべく水がかからないように慎重に行ってください。
方法1.洗う
金属ベルトの場合、隙間に皮脂や垢がたまりやすいので、定期的に掃除することをオススメします。
こちらも革ベルト同様、ぬるま湯と中性洗剤を使います。
- ベルトを文字盤から外す
- 中性洗剤をぬるま湯で薄めよく洗う(やわらかい歯ブラシなどで隙間を掃除する)
- 水でよくすすぐ
- タオルで水分をよくとる
こびりついた汚れがある場合は、少しつけたまま放置しておくとより効果的です。
方法2.専用のクリーナーを使う
金属ベルト専用のクリーナーも発売されています。
吹きかけるだけで、サビや臭いの原因となる汚れを落としてくれる優れものです。
再汚染防止剤が含まれているので、汚れにくく清潔な状態をキープしてくれるのも高評価のポイント。
金属製の腕時計を持っている方にはかなりおすすめのクリーナーです。
方法3.超音波洗浄機
家庭用の超音波洗浄機です。
腕時計だけでなく、眼鏡やアクセサリーの汚れも落とすすごいやつです。
洗剤なしでもこすらずに汚れを落とすことが出来るので、製品を傷めず、環境にも優しいのが特徴。
眼鏡屋さんの前に置いてある超音波洗浄機を使う、という裏ワザもあります。(小声)
金属ベルトを拭くときの注意点
金属ベルトを拭くときは、必ず柔らかい布で拭くことをおすすめします。
固いタオルなどで拭くと細かい線キズが付きます。
なるべく傷をつけたくない人は、柔らかい布(眼鏡拭き)などで拭くようにしてください。
ナイロンベルト
ナイロンベルトも汗や皮脂を吸収しやすく、ニオイが付きやすい素材です。
ですが、とても手入れしやすい素材でもあります。
ナイロンベルトのはずし方
ベルトのお手入れをする前に、文字盤からベルトをはずす必要があります。
基本的なベルトのはずし方は下記の動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。
自分で簡単に外すことができます。
時計の種類によってはベルトを外せないタイプのものもあります。
その場合は無理に外さず、時計屋さんに持ち込むことをおすすめします。
生活防水機能付きなら、文字盤を付けたまま洗うこともできなくはないです。
ですが、故障の原因にもなりかねないためおすすめはできません。
それでもやりたい方は、文字盤の部分をタオルにくるむなどして、なるべく水がかからないように慎重に行ってください。
方法1.洗濯機で丸洗いする
一番シンプルで簡単な方法は、洗濯機での丸洗いです。
他の素材はできませんが、ナイロンベルトならOK。
洗濯物と一緒に洗濯機で洗ってしまいましょう。
方法2.専用のクリーナーを使う
洗って天日干しだけでもニオイは落ちますが、そのあとクリーナーを使うと消臭効果が増します。
革ベルト用の消臭スプレーですが、ナイロンにも使えます。
ポケットサイズで、日頃のお手入れに便利。
口コミでも高評価で、使った方は消臭効果をかなり実感しているようです。
ウレタンベルト
ナイロンベルトのはずし方
ベルトのお手入れをする前に、文字盤からベルトをはずす必要があります。
基本的なベルトのはずし方は下記の動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。
精密ドライバーさえあれば、自分で簡単に外すことができます。
時計の種類によってはベルトを外せないタイプのものもあります。
その場合は無理に外さず、時計屋さんに持ち込むことをおすすめします。
生活防水機能付きなら、文字盤を付けたまま洗うこともできなくはないです。
ですが、故障の原因にもなりかねないためおすすめはできません。
それでもやりたい方は、文字盤の部分をタオルにくるむなどして、なるべく水がかからないように慎重に行ってください。
方法1.アルコールで拭く
ウレタンベルトの場合、一番効果的なのはアルコールです。
薬局などに売っている消毒用アルコールでもOKです。
- コットンや布にアルコールを含ませる
- 押すようにして拭いていく
撫でるようにさらっと拭くだけでは、効果がえられにくいです。
押すように拭いて、ベルトに染み込ませるようにしましょう。
細かいところは、めん棒で拭くのがおすすめです。
ちなみに…
アルコールに漬けておけばいいんじゃない?
と考えた方もいるかも知れません。
これはベルト自体を傷めることになりますのでやめましょう。
それでもニオイが取れないときは?
上記で紹介したニオイを軽減させる方法を試しても効果がみられない、もしくは
思ったよりもニオイが取れなかった場合、ほかにも対処法があります。
方法1.業者に頼む
時計屋さんでは、腕時計のベルトのニオイとりサービスを行っているところがあります。
いくつか時計屋さんのホームページをネットで調べてみましたが、
サービスの詳細や料金の記載が確認できなかったため、今回相場を出すことが出来ませんでした。
最寄りの時計屋さんへ直接問い合わせてみてください。
方法2.ベルトを新品に交換する
手を尽くしてもニオイが取れないなら、新品に交換しましょう。
交換するなら、防水(耐水)加工されたものがおすすめです。
防水(耐水)加工されていれば、ニオイの原因となる汗をの吸収を抑えることが出来るからです。
もし加工されていないベルトを購入してしまった、もしくすでに持っているものを使いたい場合は、防水スプレーを活用する手があります。
時計に吹きかけるときは、文字盤部分をタオルや布などで覆って、ベルトの部分にのみ使用しましょう。
一度ニオイが付くとなかなか簡単に落とせないので、いかに新品のときからニオイ対策をしておくかがカギになります。
ニオイをつきにくくする方法
今回一生懸命きれいにしたら、
ニオイのない清潔な状態をキープしたい!!
と思うはず。
ニオイを再発させないためには、日々のお手入れが重要になってきます。
簡単に言えば、清潔な状態を保つということですね。
そこで、腕時計を清潔に保つための日々のお手入れ方法をまとめてご紹介します。
方法1.外したら拭く
毎日時計を外したときに、ベルト部分を抗菌のウェットテッシュなどで拭くようにしましょう。
はじめにお伝えした通り、ニオイの原因は汗・皮脂・垢の3つです。
これが蓄積し、菌が繁殖することでニオイが発生します。
こまめに拭くことでニオイの原因を抑えることが出来ます。
方法2.風通しのいい場所に保管する
保管場所も菌が増えるのに関係します。
箱の中や引き出しなど、湿度が高く風通しの悪い場所は菌を増やす原因になりますので、極力避けるようにしてください。
ベルトの内側を上にして、風通しのいい場所に保管するようにしましょう。
方法3.定期的に天日干しする
使わないときは、日光に当てて天日干しすることをおすすめします。
定期的に天日干しすることによって、菌の繁殖を抑え、ニオイが発生しづらくなります。
方法4.いくつかの時計ををローテーションして使う
毎日使っていると、それだけ肌に触れている時間が長くなりニオイも発生しやすくなります。
お気に入りは特に、毎日のように着けたくなってしまうものですが、一日おきに時計を着ければニオイのリスクも軽減させることが出来ます。
方法5.クリーナー(消臭スプレー)を使う
専用クリーナーや消臭スプレーなどをこまめに使用することも効果的です。
ニオイはどうしてもついてしまうものなので、少し気になったらすぐに対処することが大切ですね。
方法6.防水(耐水)加工のベルトにする
防水(耐水)加工されたベルトは、ニオイの原因となる汗をの吸収を抑えてくれます。
すでに持っているものを使いたい場合は、防水スプレーを活用する手があります。
時計に吹きかけるときは、文字盤部分をタオルや布などで覆って、ベルトの部分にのみ使用しましょう。
まとめ
腕時計のベルトの素材により対処法は異なるので、今回紹介した方法を是非参考にしてみてください。
一度ニオイが付くとなかなか簡単に落とせないので、いかに新品のときからニオイ対策をしておくかがカギになります。
毎日のこまめなお手入れが大切です。
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