赤潮はなぜ起きる？人体への影響や地震の予兆と言われる理由を調査！

鎌倉で赤潮が発生しているとことで注目されている「赤潮」。

一体なにが原因で起こっているかご存知ですか？

実はこれ、私達の生活自体が原因なんです。

異常現象である赤潮。魚や人体へどのような影響があるかも心配になりますよね。

さらに巷では、赤潮が起きると“地震の予兆”なんて話もあります。

今回は赤潮が発生する原因、また魚や環境への影響と地震の予兆と言われる理由を調べてみました。

そもそも赤潮とは？

そもそも赤潮は、プランクトンが大量に発生することで発生します。

どういうことかというと、プランクトンが異常繁殖することにより色素の色に染まり、海や川、湖の水が赤く見えるんですね。

これにより「赤潮」と呼ばれるようになりました。

ただし、プランクトンの色素によっては

• オレンジ色
• 赤褐色
• 茶褐色

などにも変色します。

いずれにしても、同じ「赤潮」という現象です。

〈赤潮発生、夜光虫は？〉
由比ヶ浜海岸に、去年より2カ月も早く赤潮が現れた。辺りには生くさい臭いが漂った。

今夜は夜光虫が見られるかも‼ 暗くなるのを、楽しみに待つことにしよう。
#鎌倉#由比ヶ浜 pic.twitter.com/AVwAsEFY5S

— Vagabundo (@bosqueanaco) 2017年5月5日

こんな感じで、本当に赤く見えるからびっくりです！

夜の赤潮は青い！

昼間は赤く見える「赤潮」ですが、実は夜になると、こんな風に青く光るんです！

赤潮と夜光虫＠葉山・森戸神社より pic.twitter.com/TzyeXstAwV

— みるく☆(ﾉ≧ڡ≦)てってって〜☆ (@milk777) 2017年5月5日

すごくキレイですよね～！なんとも幻想的でうっとりするような光です！

これはプランクトンのの中に夜光虫がいるので、青く光るんですね。

昼間は赤いのに、夜は青い。なんだか面白いですね。

プランクトンが異常繁殖する原因は？

通常、赤潮が自然に発生するときは、栄養が豊富にある河口付近や、流れの滞っている場所に発生しやすいです。

ですが、上記にように、プランクトンが異常繁殖して「赤潮」が発生することも多くなってきています。

ではなぜ、プランクトンが異常繁殖してしまうのでしょうか。

これには2つの原因があるんです。

生活排水

プランクトンが異常繁殖する大きな原因の一つが、栄養となるチッ素やリンなどが多くなってしまうことなんです。

これは、家庭から出る生活排水や農地で使われる化学肥料などに含まれているんですね。

簡単に言うと、私たちが出す、生活排水が原因とも言えます。

温暖化

地球温暖化による水温の上昇も原因の一つと言われています。

海水や川の水の温度が上昇することによって、プランクトンが大量に発生してしまうんです。

赤潮は、「凄い！」「夜になるとキレイ！」とかそういう次元ではなく、環境汚染や温暖化の問題が大きく関係しているんです。

魚や人体への影響は？

もうお気づきかと思いますが、やはり赤潮は魚へも大きな悪影響をおよぼします。

 赤潮が発生すると、水中の酸素が少なくなったり、毒のあるプランクトンを魚が食べることで、多くの魚が死んでしまうことがあるります。

ですので、結果的に漁業にも大きな悪影響をあたえることになります。

一方人体への影響はというと、基本的にはありません。

赤潮の中を泳いだり海水を飲んだりしても、大丈夫です。（そんな人はあまりいないと思いますが…）

ただし、上記にも書いたとおり、毒のあるプランクトンを多く含んだ海水の場合、人体に全くの影響はないとは言い切れません。

このような場合は大事を取って、病院で診てもらうようにしましょう。

赤潮を防ぐには？

用心するに越したことはないですが、心配しすぎるような確実な関係性があるわけではありません。

過信してしまうのもよくありませんので、あまり情報に振り回されないようにしましょう。

まとめ

赤潮は、環境汚染や温暖化が原因だということ、わかっていただけたと思います。

近年の赤潮（プランクトンの異常繁殖）は、私達が一人一人が原因であること、そして、私達の行動により改善できるということを忘れないでくださいね。